ご主人が口腔底がんになられ、その闘病生活を支えるために介護食作りにチャレンジされたクリコさん。
「食べることは生きること」とクリコさんは言われています。噛む力がなくなって食べることができないため痩せてしまったご主人でしたが、クリコさんが工夫して作った食事を喜んで食べて太っていったとのこと。そしてご主人は職場復帰も果たされたそうです。
その後残念ながら再発してしまって、ご主人の闘病生活は3年半。でもその3年半の間ご主人を喜ばせた食事には、クリコさんの愛が詰まっていました。
この本にはクリコさんがご主人のために作った介護食のレシピが惜しみなく紹介されています。介護職を必要としている誰かのためにレシピを役立ててもらいたいというクリコさんの願いに感謝しながら、皆さんにご紹介したい本です。